ポスター印刷のコラム記事

インテリアとしてのポスターの魅力

ポスターというと商品やイベントの宣伝として、街中やショッピングセンターなどの壁に貼られているものというイメージが強いものです。

しかし、ポスターにはこうした宣伝目的として使われる以外にも、インテリアとしての需要も非常に多くあるのです。殺風景な壁にポスターを貼るだけで、大袈裟な模様替えをしなくても一瞬で部屋の雰囲気をガラリと変えることが出来るのがポスターの強みです。そのままマスキングテープなどで直接壁に貼っても絵になりますし、フレームに入れて飾れば高級感もグッと高まります。好みのポスターを部屋に貼れば、個性を演出することも可能です。また、季節やイベントに合わせてポスターを変えるのもお勧めです。

このように、ポスターは手軽でありながらも人の視線を集めるためにインテリアのフォーカスポイントとして大変に役立つのです。こうしたポスターをインテリアに上手に取り入れることで、素敵な部屋作りを行うことが出来るのです。

さて、ティーン世代の頃は雑誌の付録についていた好きな芸能人や世界のスター的なものを壁に貼ったりというような感じでしたが、その後はカフェブームが到来し、カフェに行った時のおしゃれ空間を参考にするとともに、ライブやイベント情報などのための音楽フライヤーを貼ったり、おしゃれな映画やインテリアポスターと共に掲示板化した壁スペースになっていました。

美術館や写真展によく行くようになってからは、ポストカードでコーディネートするのが主流になり、さらに気に入った作品をポスターで購入して飾るといったようになりました。そこからは貼るポスターというよりは飾っておくポスターに変化し、直接壁に貼らずにフレームや額に入れてから飾るようになりました。

昔はポスターサイズと雑貨店などで目についたフレームは微妙にサイズがなかなか合わなかったりして面倒くさいこともありましたが、IKEAなどが進出してきてからは、おしゃれで購入しやすくバリエーションも豊富で、いろいろなサイズのフレームが登場したので、とても便利に活用するようになりました。

海外旅行へ行って美術館などに寄った時には、旅のおみあげや思い出としてこのポスターは買って帰ろうと思うものが多くあったりしますが、持って帰ってくる時にどうしても他の手荷物やスーツケース収納だったりで、あまり大きなもの、重いものはタブーという結果になり、あとは簡易包装のため、帰国後に折り皺を発見してしまったりもするので、海外でポスターを購入するときの注意点なども学んだ感じでした。

他のポスターと合わせてインテリアとして飾ろうとなると、B4かA3サイズあたりが買いやすく飾りやすいかもしれません。このように、宣伝商品としてだけではなく、インテリアとしてのポスターの価値にも注目です。

複数のお気入りのポスターを貼る時に、どう貼るか悩むことも少なくありません。どうせ貼るなら少しでもオシャレに見えるように貼りたくなります。ただサイズが違うポスターを巧みに飾るのは意外に難しいものです。そこでオシャレにポスターを貼るコツを紹介しましょう。
まず大きめのポスター一点をメインして強調させるように貼るとよいでしょう。周りには小さめのポスターを囲うように貼ります。そうするとオシャレにまとまります。また単純に並べるように貼っても、一つ一つがパネルに入っているとそれだけで洗練された雰囲気が醸し出せます。さらに、3つのポスターを貼る高さを下げていく、斜めスタイルも素敵です。
そして貼り終わったら、一歩下がって壁全体を見てバランスを見てみましょう。左右上下の空間のバランスが合っていると良いですね。うまく感覚がつかめないときは、壁を写メで撮影して、写真として見てみることをオススメします。客観的に見えて確認しやすいです。