印刷データを作る上で最もよく使われるソフトがIllustratorです。その中でも、Illustratorを使っていてよく使うのがペンツールです。ペンツールは左側のツールに表示されており、使いやすい機能の一つです。そのため、すぐに目につくでしょう。
Illustratorを使い始めの頃、Illustrator特有の機能で初心者が苦戦するのがペンツールではないでしょうか。だれでも最初は苦戦する機能です。直線はすぐかけるのですが、曲線になるとイマイチうまくかけません。コツをつかむために何度も練習し、やっとかけるようになるのです。
では、上手に書く為にはどうしたらよいのでしょうか。ただ練習すれば良いというものではありません。まずは、フリーハンドで適当にいろいろな図形を書いてみましょう。なんとなくペンツールをつかむことが大切です。
その後はトレースをお勧めします。フリーハンドでいきなり書くというのはプロでも難しいものですから、まずは下絵となる画像を用意して、それをなぞっていくのです。
トレースする時には、画像の透明度などを調節し、トレースの線が見やすいように薄くしておくと便利だと思います。レイヤーパネルなどを上手く使ってトレース用の画像と、ペンツールの線を分けておくとよいでしょう。またトレース用の画像は、ロックして動かないようにしておくといいと思います。
このようなペンツールの練習を重ねた結果、徐々にいろんなイラストを書くことができるようになります。欲しい素材がないときも自分で書けばいいので、より思い通りのものを作ることができるようになるでしょう。頑張って練習しましょう。