今日はポスターなどの製作において重要なデザイン・用紙・印刷方法について考えてみます。それぞれ決定する上で考慮すべき大切な要素があります。
1.デザインの作成方法を考えよう
あなた自身がIllustratorやPhotoshopを使える、という場合は自分自身でデザインしたものをそのまま印刷することが可能です。
もし、あなた自身ではデザイン出来ない、という場合はデザイン事務所や広告代理店などに依頼するか、もしくは印刷を依頼する予定の印刷会社でデザインも起こしてもらうかのいずれかになります。
予算が潤沢にあり、質の高いデザインのポスターを作りたい場合は、デザイン事務所や広告代理店などに依頼した方が、希望するデザインのものが仕上がる可能性が高いです。
予算が限られている場合は、印刷会社にデザインと印刷を合わせて依頼する方が良いでしょう。大きな印刷会社であれば、社内にデザイン部門がある場合もあります。過去の作品例などを見せてもらうことが可能かどうかなど、相談してみると良いでしょう。
もし、デザインに関して希望がある場合は、製作が始める前に伝えておくようにしましょう。
2.用紙を選ぼう
室内に掲示する場合、屋外に掲示する場合、長期間掲示する場合、短期掲示する場合、などの用途によって選ぶべき用紙は変わってきます。
長期間ならば、厚めの用紙を選ぶのがベストですが、短期間ならば予算を抑えるために薄めの用紙を選ぶことも可能になってきます。
また、防水加工が必要か、ホログラム加工などの特殊加工が必要かどうかによっても値段は変わってきます。
3.印刷方法を選ぼう
室内・短期間・枚数が少ないなどの条件によっては、インクジェット印刷(オンデマンド印刷)という方法が可能です。その場合は、少ない予算でも印刷が可能になってきます。
屋外・長期間・枚数が多いという条件ならば、オフセット印刷がベストでしょう。
また、印刷方法については、印刷会社の設備に左右される点もありますので、印刷前によく業者と相談するようにしましょう。
このように、ポスターの製作には決定すべきいくつかの要素がありますので,予算や用途を考慮して考えていく必要があります。